1人でチャレンジは失敗しやすい…
特定保健指導に参加で効果も意欲もアップ
これまでの生活習慣を改善することは、思うほど簡単なことではありません。もっとも大切なことは継続することですが、1人でチャレンジすると目標が高すぎたり、途中でモチベーションが低下したりと、続きにくいのがネックです。その点、特定保健指導ならサポートがあるためおすすめです。
1人でチャレンジすることにしたAさん
初日
やるからには結果を出したいので、「3カ月で-10kg」を目標に設定。運動は苦手なため、食事制限のみで生活習慣改善をスタート。
1カ月後
「-5kg」と、自分でも驚く結果になった。うれしくなって、自分へのご褒美につい我慢していた反動でたくさん食べてしまった。
2カ月後
気づいたら、以前と同じ量を毎日食べている。
体重も、スタート時に戻ってしまった。しかし、やせ方はわかっているので焦りはない。
3カ月後
食事制限を再開したが、今回は思うように体重が減らず、生活習慣改善をやめてしまった。来年の健診までには…と思っている。
特定保健指導に参加することにしたBさん
※積極的支援の場合
初日
初回面談。もう少しできると思ったが、保健師のアドバイスで確実に達成できそうな「3カ月で-3kg」を目標に設定。毎日10分多く歩くこと、腹八分目にすることを約束した。
1カ月後
こんなことでやせるのか不安だったが、続けていたら「-1.5kg」になった。保健師に結果を報告したら、とても喜んでくれた。もう少し歩く時間を増やしてみるつもり。
2カ月後
歩く時間を増やしてみたが、思うように体重が減らなくなってきた。保健師に相談したら、停滞期だからいずれまた減るようになるとのこと。安心したので続ける。
3カ月後
停滞期を脱した後は、順調に体重が減っていき、結果的に目標を上回る「-4kg」になった。今後も続け、来年の健診では特定保健指導の対象にならないようにしようと思う。