口腔ケア意識の高まりから、毎食後に歯みがきをする人が増えています。歯みがきの回数が増えれば歯垢(プラーク)の取り残しは減りますが、みがきすぎは歯や歯肉がすり減る原因に。回数を増やすことも大切ですが、1日1回は正しい歯みがきでプラークをきちんと除去してください。
プラークがたまりやすい場所と正しいみがき方
歯と歯肉の境目(歯周ポケットの中含む)のみがき方
境目に対して斜めに歯ブラシの毛先をあてて、歯周ポケットに差し込むように動かす。
かむ面の溝のみがき方
かむ面の溝の中に歯ブラシの毛を差し込むように動かす。
歯と歯の間のみがき方
歯ブラシを歯面に直角にあてて動かす。また、歯と歯の間に隙間がある人は歯間ブラシを活用する。
みがき残しを防ぐポイント
その1 歯ブラシは1カ所につき10 回程度、頭の部分を前後に
小さく(3〜4mm)動かし、毛先は動かさない。
その2 一筆書きの要領で、上下の歯をそれぞれ奥から順番にみがいていく。
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監修 齋藤 博(サイトウ歯科)