令和2年度 三越伊勢丹健康保険組合収入支出決算について

令和2年度 三越伊勢丹健康保険組合 収入支出決算について

令和2年度の収入支出決算が承認・可決され、監督官庁に健保決算に関わる届出書を提出いたしました。

決算の概要は次の通りです。

一般勘定(健康保険)

 

決算基礎数値(一般勘定)

被保険者数(保険料免除者を除く)…  20,486人

平均標準報酬月額…286,498円

健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000

決算のポイント(一般勘定)
  • 保険料収入は、被保険者数および賞与の減少により、前年度よりも8億9千万円減少し、83億5千万円となりました。
  • 国に納める納付金は、前年度よりも7億円増加し、39億6千万円となりました。
  • 皆様の医療費にあてられる保険給付費は、加入者数の減少と新型コロナによる受診控えの影響で前年度よりも6億5千万円減少し、38億3千万円となりました。
  • 令和2年度は保険給付費の大幅な減少により、経常収支で1億6千万円の黒字になりました。
納付金って何?

納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」といわれるものです。

納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金とに大別されますが、このうち令和元年度に比べ7億7千万円増加することになった前期高齢者納付金は、平成30年度に当健保に加入する65歳~74歳の方々にかかった保険給付費(医療費)を基に算出されたものです。この保険給付費が上がると国に納める前期高齢者納付金も増え、保険給付費が下がると前期高齢者納付金も減る仕組みになっています。

介護勘定(介護保険)

 

決算基礎数値(介護勘定)

第2号たる被保険者数(保険料免除者を除く)… 12,475人

平均標準報酬月額…307,858円

介護保険料率…16.6/1000

決算のポイント(介護勘定)
  • 国に納める介護納付金は、9億7千万円となりました。
  • 介護保険収入9億5千万円では、この支出を賄うことができないため、過去の貯金(準備金)から8千万円を繰り入れて収支の均衡を図りました。