
NOTICE
令和7年度 三越伊勢丹健康保険組合
収入支出予算について
令和7年2月の組合会において、令和7年度の収入支出予算が承認可決され、監督官庁に健保予算に関わる届出書を提出いたしました。予算の概要は次の通りです。
一般勘定(健康保険)
予算基礎数値(一般勘定)
※保険料免除者を除く
一般勘定のポイント
●収入
・主な収入源である健康保険収入は、令和6年度予算比102.8%である72億7千万円を見込みます 。
・これは、三越伊勢丹グループの人員計画を基に算出した被保険者数を令和6年度予算に対し微増とする見込み、標準報酬月額や総標準賞与額も増加する見込みによるものです 。
・令和7年度は上記の通り収入増を見込む一方、中長期の将来予測では、被保険者数の減少や、定年再雇用者の比率が高まることによる標準報酬月額等の逓減から、保険料収入は減少に転じることになります。
●支出
・支出予算全体では、令和6年度予算比 104.4%である81億4千万円としています。
・保険給付費は、被保険者1人当たりの金額を令和6年度予算比115.0%とし、総額では令和6年度予算比115.4%である42億8千万円としました。
・国に納める納付金等は、令和6年度予算比 97.6%である28億3千万円となります。
・保険給付費、納付金の2大支出項目は義務的経費と呼ばれ、健康保険事業の根幹ではありますが、支出全体に占める割合は 87 %です。
・皆さまからお預かりした健康保険料を財源とするこれら支出を抑制するため には 、加入者の一人ひとりが健康であること 、 健康であることに向けた取り組みを行うことが何よりも重要になります。
納付金ってなに?
納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」と言われるものです。
納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金とに大別されますが、このうち前期高齢者納付金は当健保の65歳~74歳の方々にかかった1人当たり保険給付費を基に算出されるもので、この金額が上がると国に納める前期高齢者納付金も増え、下がると前期高齢者納付金も減る仕組みになっています。
したがって、当健保に加入する65歳以上の方々には、被保険者、被扶養者に関わらず健康にお過ごしいただくことが、ご本人様にとっても幸せであることはもちろん、当健保の財政、すなわち被保険者の皆さまにとっては、保険料率上昇のリスクを避けることにもつながる、ということも是非ご理解ください。
介護勘定(介護保険)
予算基礎数値(介護勘定)
※保険料免除者を除く
介護勘定のポイント
・国に納める介護納付金は、令和6年度予算比83.8%である8億1千万円となります。
・これに充てる介護保険料収入は、一般勘定と同様の与件により令和6年度予算比105.3%である9億5千万円を見込みます。