NOTICE

令和5年度 三越伊勢丹健康保険組合
収入支出決算について

令和5年度の収入支出決算が承認・可決され、監督官庁に健保決算に関わる届出書を提出いたしました。
決算の概要は次の通りです。

一般勘定(健康保険)

◆経常収支◆

決算基礎数値(一般勘定)

被保険者数…  16,200人 平均標準報酬月額(保険料免除者を除く)…303,512円 健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000

決算のポイント(一般勘定)

保険料収入は、前年度と比べ1億1千万円増加し、73億4千万円となりました。これは、被保険者数は引き続き減少したものの、賞与増の影響が大きかったためです。

 

保険給付費(皆さまが医療機関にかかったときに当健保が負担する医療費や、皆さまからの申請に基づき支給する給付金額)は、前年度より6千万円減少し、38億3千万円となりました。しかし、被保険者1人当たりの金額にすると、前年度より11,446円増加し、236,612円となりました。

 

国全体の高齢者医療制度を支えるための納付金は、前年度より2億3千万円減少し、26億円でした。

 

保険料収入が増加し、保険給付費および納付金などの支出が減少したことにより、経常収支における黒字幅が前年度よりも拡大しました(経常収支差引額:前年度 1億2千万円、当年度 5億7千万円)。

納付金ってなに?

納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」と言われるものです。納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金に大別されますが、前期高齢者納付金は令和4年度に比べ2億3千万円減少しました。これは、当健保に加入する前期高齢者(65歳~74歳)の1人当たり保険給付費が大幅に減少したことによります。

つまり、当健保の皆さまが健康を維持することができれば、この納付金の金額も抑制することができるのです。

介護勘定(介護保険)

決算基礎数値(介護勘定)

第2号たる被保険者数…  12,446人 平均標準報酬月額(保険料免除者を除く)… 318,772円 介護保険料率… 16.6/1000

決算のポイント(介護勘定)

国に納める介護納付金は、前年度より1億2千万円増加し、9億9千万円となりました。

 

介護保険料収入は9億1千万円であり、令和5年度は7千万円程度の赤字となりました。

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