もし生活習慣病が進行していたら…
今年の健診で気づくともっとも改善が楽です
動脈硬化につながる生活習慣病は、早期には自覚症状がありません。そのため、健診を受けて数値で体の状態をチェックし、問題があれば早期に改善していくことが大切です。もし、生活習慣病が進行していたら、今年の健診で気づくのがもっとも早いタイミングです。
体の中で生活習慣病の〝芽〟が発生
今年の健診を受けると…芽の状態で発見
もっとも小さな状態で病気の芽を発見できるので、生活習慣改善のための労力も少なくて済みます。毎年健診を受けて過去の結果と比較し、正常値の範囲内でも悪化傾向がないか確認しましょう。
来年の健診になると…少し進んだ状態で発見
1年健診を受けないと、病気の芽は2年成長してしまうことになります。その分、生活習慣改善のための労力が増えるだけでなく、場合によっては保健指導も必要になっているかもしれません。
数年後の健診になると…もっと進んだ状態で発見
数年間放置してしまうと、自分だけでは改善することが難しくなっているかもしれません。保健指導の案内があれば、ぜひご参加ください。
健診を受けないで放置すると…病気を発症して気づく
病気を発症してしまうと治療が必要です。医師の指示に従いましょう。
健診を受けないと、出費が増えるかも
健保組合に課される後期高齢者支援金は、特定健診・特定保健指導の実施率が低ければ加算され、高ければ減算されます。支援金は大きな財政負担のため、わずかな加算であってもみなさんが支払う保険料に影響する可能性があります。みなさんが健診や保健指導を受けて実施率を上げ、減算をねらいましょう。