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令和3年度 三越伊勢丹健康保険組合 収入支出予算について
令和3年2月24日組合会において、令和3年度の収入支出予算が承認・可決され、監督官庁に健保予算に関わる届出書を提出いたしました。
予算の概要は次の通りです。
一般勘定(健康保険)
予算基礎数値(一般勘定)
被保険者数(保険料免除者を除く)… 18,792人
平均標準報酬月額…284,745円
健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000
予算のポイント(一般勘定)
- 国に納める納付金は、令和2年度と比べ6億8千万円増加し、46億1千万円となります。
- 保険給付費は、令和2年度の実績見込みと比べ2億5千万円増加すると想定し、39億5千万円としています。
- 納付金、保険給付費を含める支出予算全体では、97億9千万円としています。
- 想定される保険料収入74億2千万円では、この支出を賄うことができないため、過去の貯金(別途積立金)から20億円を繰り入れて、収支の均衡を図ります。
納付金って何?
納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」といわれるものです。
納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金とに大別されますが、このうち令和2年度に比べ8億9千万円増加することになる前期高齢者納付金は、当健保に加入する65歳~74歳の方々にかかった保険給付費を基に算出されます。この保険給付費が上がると国に納める前期高齢者納付金も増え、保険給付費が下がると前期高齢者納付金も減る仕組みになっています。
介護勘定(介護保険)
予算基礎数値(介護勘定)
第2号たる被保険者数(保険料免除者を除く)… 11,862人
平均標準報酬月額…307,717円
介護保険料率…16.6/1000
予算のポイント(介護勘定)
- 国に納める介護納付金は、9億2千万円となります。
- 想定される介護保険料収入8億5千万円では、この支出を賄うことができないため、過去の貯金(準備金)から1億2千万円を繰り入れて、収支の均衡を図ります。