寸又峡・夢のつり橋

静岡県中央部に位置する川根本町の観光名所といえば寸又峡（すまたきょう）の夢のつり橋。
エメラルド色の大間ダム湖にかかる吊り橋は、春は新緑に輝き、秋は紅葉の名所として有名だ。
山々と湖面がさまざまな緑一色に染まる絶景を吊り橋から眺めてみよう。

Let’s go！さっそく歩いてみよう

夢のつり橋へ向かう前に外森山ハイキングコースで軽く足ならし。春はアカヤシオの群生が迎えてくれよう。外森神社を過ぎると、落ちそうで落ちない絶妙なバランスで立つ＂天狗の落ちない大石＂が現れる。受験生や高所で作業する人に人気があるそうだ。

天狗の落ちない大石

夢のつり橋

全長 90m、高さ 8m の吊り橋。旅行サイトの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋 10 選」に選定された四季折々の絶景が楽しめる。定員 10 人ということで混雑時には長時間待つことも。吊り橋の中央で女性が恋の成就を祈ると願いが叶うパワースポットとしても人気がある。
時間:日の出から日の入りまで
TEL／0547-59-2746

ハイキングコースを下りると、夢のつり橋への寸又峡プロムナードコースの入り口。コース途中の天子（てんし）トンネルは昔の森林鉄道のトンネル跡。トンネルを抜けると眼下に夢のつり橋が見えてくる。ここから一気に階段を下ると夢のつり橋のたもとに到着。行楽シーズンは一方通行になるので注意が必要。また、一度に10人しか渡れないので、前後の人数を確認してゆっくり渡ろう。

対岸に着き３０４段の階段を登り切ると右手に尾崎坂展望台。眺望はないが、かつての森林鉄道トロッコ車両が展示されている。ひと息入れたら飛龍橋（ひりゅうばし）を渡り、来た道を戻る。歩いた後は寸又峡温泉の＂美女づくりの湯＂で身も心もリフレッシュしよう。