チューブトレーニング

外出の機会が減り、運動不足を実感している方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、自宅で気軽に安全に行えるチューブトレーニングがおすすめです。

どんなメリットがあるの? チューブトレーニング
  • けがをしにくく、筋力に自信がない初心者でも安全に行える
  • 鍛えたい筋肉に絞って負荷をかけやすい
  • 自重トレーニングよりも負荷が高く、効率よく鍛えられる
  • 持ち運びしやすく、場所を選ばずにどこでもできる
  • 筋肉の微細な損傷を起こしにくく筋肉痛になりにくい

 

挑戦してみよう! 基本のチューブトレーニング

1.広背筋(こうはいきん)トレーニング

姿勢の改善や背中の引き締め効果が期待できます。

回数の目安
1 セット10 回(30 秒)×3

チューブを両手に持ち、

両手を真上に上げ、やや前に倒す。

腕を伸ばしたまま、

肩を支点に左右に引き、1に戻す。

2.腸腰筋(ちょうようきん)トレーニング

ポッコリ突き出た下腹部の改善、体の軸を安定させる効果が期待できます。

回数の目安
1 セット10 回(30 秒)×3(左右)

椅子に腰かけ、チューブを片足の土踏まずと、もう一方の足の足首にひっかける。

ひざを軽く曲げたまま、脚の付け根から脚全体を持ち上げ、1 に戻す。

動画サイトで「チューブトレーニング 初心者」などと検索して、自分に合ったエクササイズを探すのもおすすめです!

チューブの選び方

ソフトやミディアム、ハードなど強度の目安で表示されることが多いので、レベルに合ったものを選びましょう。形状は下記の代表的な2タイプのほか、チューブをクロスさせたX型、グリップが付いた握りやすいタイプなどもあります。

バンドタイプ

柔らかく、握りやすい。伸縮性重視や強度重視など選択肢が豊富。輪になったタイプは長さ調節が不要なため初心者でも扱いやすい。

チューブタイプ

切ったり結んだり長さ調節ができる。複数本を束ねたり、持つ場所を変えることで強度の調節ができる。

取材協力・監修 国際武道大学 体育学科 准教授 荒川 裕志