NOTICE

令和6年度 三越伊勢丹健康保険組合
収入支出予算について

令和6年2月の組合会において、令和6年度の収入支出予算が承認可決され、監督官庁に健保予算に関わる届出書を提出いたしました。予算の概要は次の通りです。

一般勘定(健康保険)

予算基礎数値(一般勘定)

被保険者数…  15,375人 平均標準報酬月額…307,007円 健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000
※保険料免除者を除く

一般勘定のポイント

●収入

・主な収入源である健康保険収入は、算出の基礎である被保険者数の減少(前年度比9%減)が見込まれることから、70億7千万円(同3%減)となる見込みです。

・令和6年度は、保険料収入で支出を賄うことができる見込みですが、年度初めの資金繰り等を考慮し、過去の貯金(別途積立金)から5億5千万円を繰り入れることにします。

 

●支出

・支出予算全体では、77億9千万円(前年度比4%減)としています。

・保険給付費は、被保険者数の減少およびグループ各社における健康経営の着実な推進により、37億円(同11%減)となる見込みです。

・国に納める納付金には、29億円(同10%増)を見込みました。

・保険給付費、納付金の2大支出項目は、義務的経費と呼ばれ、事業の根幹をなすものですが、支出全体の83%を占めています。皆さまが健康でいらっしゃることが、支出を抑制する最も大きな要素となります。

納付金ってなに?

 納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」と言われるものです。

 納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金とに大別されますが、このうち前期高齢者納付金は令和4年度に比べ1億9千万円減少する見込みです。これは、当健保の65歳~74歳の方々にかかった1人当たり保険給付費を基に算出されるもので、この金額が上がると国に納める前期高齢者納付金も増え、下がると前期高齢者納付金も減る仕組みになっています。

 したがって、当健保に加入する65歳以上の方々には、被保険者、被扶養者に限らず健康にお過ごしいただくことが、ご本人様にとっても幸せであることはもちろん、当健保の財政、すなわち被保険者の皆さまにとっては、保険料率上昇のリスクを避けることにもつながる、ということも是非ご理解ください。

介護勘定(介護保険)

予算基礎数値(介護勘定)

第2号たる被保険者数…  12,768人 平均標準報酬月額…324,368円 介護保険料率(調整保険料率を含む)…16.6/1000
※保険料免除者を除く

介護勘定のポイント

・国に納める介護納付金は9億7千万円となります。

・想定される介護保険料収入9億円では、この支出を賄うことができないため、過去の貯金(準備金)から9千万円を繰り入れて、収支の均衡を図ります。

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