NOTICE

令和6年度 三越伊勢丹健康保険組合
収入支出決算について

令和6年度の収入支出決算が承認・可決され、監督官庁に健保決算に関わる届出書を提出いたしました。
決算の概要は次の通りです。

一般勘定(健康保険)

決算基礎数値(一般勘定)

被保険者数…  15,651人 平均標準報酬月額(保険料免除者を除く)…311,444円 健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000

決算のポイント(一般勘定)

保険料収入は、平均標準報酬月額の伸び、総標準賞与額の増加により、前年度より1億2千万円増加し、74億6千万円となりました。

 

しかし、被保険者数の減少が続き、加えて60歳以上の割合も今後増えるため、数年以内には保険料収入が減少基調に入る見通しです。

 

保険給付費(皆さまが医療機関にかかったときに当健保が負担する医療費や、皆さまからの申請に基づき支給する給付金)は、前年度より6千万円減少し、37億7千万円となりました。しかし、被保険者1人当たりの金額にすると、前年度より4,352円増加し、240,964円となりました。

 

国の医療保険制度全体を支えるための仕組みである納付金は、前年度より2億9千万円増加し、28億9千万円でした。

 

経常収支では4億4千万円の黒字となりましたが、前年と比較すると、保険料収入は増加したものの、納付金拠出額が保険料収入の増加額を上回ったことにより、黒字幅は小さくなっています(前年度は5億7千万円の黒字)。

納付金ってなに?

主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金に大別されます。国民健康保険の財政負担を助けるための前期高齢者納付金は、令和5年度に比べ3億3千万円増加し、12億6千万円を拠出しました。75歳以上の高齢者の医療保険制度を支えるための後期高齢者支援金は、令和5年度に比べ4千万円減少しましたが、16億3千万円を拠出しています。

介護勘定(介護保険)

決算基礎数値(介護勘定)

第2号たる被保険者数…  12,164人 平均標準報酬月額(保険料免除者を除く)…325,813円 介護保険料率… 16.6/1000

決算のポイント(介護勘定)

国に納める介護納付金は、前年度より1千万円減少し、9億7千万円となりました。

 

介護保険料収入は9億4千万円であったため、過去に積み上げた貯金から不足分を繰り入れて収支の均衡を図りました。

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