NOTICE

令和5年度 三越伊勢丹健康保険組合
収入支出予算について

令和5年2月10日組合会において、令和5年度の収入支出予算が承認可決され、監督官庁に健保予算に関わる届出書を提出いたしました。予算の概要は次の通りです。

一般勘定(健康保険)

予算基礎数値(一般勘定)

被保険者数…  16,845人 平均標準報酬月額…298,673円 健康保険料率(調整保険料率を含む)…99.0/1000
※保険料免除者を除く

一般勘定のポイント

●収入

・被保険者数は令和4年度決算見込みに対し、若干の減少を見込む一方、標準報酬月額や総標準賞与額については増加を見込み、保険料収入は令和4年度決算見込値に対して102%程度で見込んでいます。

・令和5年度は、保険料収入で支出を賄うことができる見込みですが、年度初めの資金繰り等を考慮し、過去の貯金(別途積立金)から5億5千万円を繰り入れることにします。

 

●支出

・支出予算全体では、81億3千万円としています。

・保険給付費は、被保険者1人当たりの金額が令和4年度決算見込値に対して106%になるものとして算出し、総額では41億5千万円としました。

・国に納める納付金は、令和4年度より1億9千万円減少し、26億4千万円となります。

・保険給付費、納付金の2大支出項目は、義務的経費と呼ばれ、事業の根幹をなすものですが、支出全体に占める割合は84%を占めています。皆さまが健康でいらっしゃることが、支出を抑制する最も大きな要素となります。

納付金ってなに?

 納付金とは、国全体の高齢者医療を支えるための制度に基づくもので、「現役世代からの仕送り」と言われるものです。

 納付金は主に前期高齢者納付金と後期高齢者支援金とに大別されますが、このうち前期高齢者納付金は令和4年度に比べ1億9千万円減少する見込みです。これは、当健保の65歳~74歳の方々にかかった1人当たり保険給付費を基に算出されるもので、この金額が上がると国に納める前期高齢者納付金も増え、下がると前期高齢者納付金も減る仕組みになっています。

 したがって、当健保に加入する65歳以上の方々には、被保険者、被扶養者に限らず健康にお過ごしいただくことが、ご本人様にとっても幸せであることはもちろん、当健保の財政、すなわち被保険者の皆さまにとっては、保険料率上昇のリスクを避けることにもつながる、ということも是非ご理解ください。

介護勘定(介護保険)

予算基礎数値(介護勘定)

第2号たる被保険者数…  12,804人 平均標準報酬月額…316,735円 介護保険料率(調整保険料率を含む)…16.6/1000
※保険料免除者を除く

介護勘定のポイント

・国に納める介護納付金は、9億8千万円となります。

・想定される介護保険料収入9億1千万円では、この支出を賄うことができないため、過去の貯金(準備金)から9千万円を繰り入れて、収支の均衡を図ります。

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