退職後の健康管理
在職中は、健康診断や人間ドック(費用も補助)、健康の維持・増進のための保健事業など、事業所や三越伊勢丹健康保険組合から、様々な健康管理・健康づくりに関するサポートを受けることができました。
しかし、退職後は自身で健康管理をしていく必要があります。
退職後の健康管理をどのように行っていくことが必要かポイントをご紹介します。
- ※本資料の退職後も健康でいるためにに記載している①お住いの自治体(市区町村)での健康事業 ②各自治体で実施している健康診断については、主として国民健康保険・後期高齢者医療制度へ加入される方を想定しています。
再就職等により他の健康保険(被用者保険)に加入される場合は、加入先の健康保険へご確認ください。
健康課題は年齢ごとに変化します
就労期
(~60歳未満)-
- 生活習慣に気を付けて、内臓脂肪の蓄積を伴うメタボリックシンドローム予防がポイントです
定年退職後~前期高齢期
(60~74歳)-
- この時期は、筋肉量が減るサルコぺニアや運動機能が低下するロコモティブシンドロームの可能性が高まります。
また、循環器疾患やがんなども有病率が高くなります。
- この時期は、筋肉量が減るサルコぺニアや運動機能が低下するロコモティブシンドロームの可能性が高まります。
後期高齢期
(75歳以上)-
- 体力や感覚機能の低下が急速に始まります。ロコモティブシンドロームとフレイルの予防も必要です。
気を付けたい病気と対策
- 各種がん
-
中高年期以降の死因別死亡率が高い疾患に、悪性腫瘍があります。
悪性腫瘍の原因はすべてが明確にはなっていないものの、ウィルスや遺伝の他、喫煙や塩分・脂質の摂りすぎ、運動不足などの生活習慣が関係していることは言われています。
また、早期発見がその後の生存率に大きく影響していることも分かってきています。
がんは、早期発見で適切な治療をすることが重要とされています。国が推奨するがん検診を受診しご自身の体を定期的にチェックしましょう
がん検診は、お住いの自治体(市区町村)で実施しています。詳しくは各自治体へお問合せください参考:厚生労働省HP 種類 検査項目 受診年齢 受診間隔 胃がん 問診及び胃部X線検査または、胃内視鏡検査 50歳以上 2年に1回 肺がん 問診、胸部X線検査 40歳以上 年1回 大腸がん 問診及び便潜血検査 40歳以上 年1回 乳がん 問診及び乳房X線検査(マンモグラフィー) 40歳以上 2年に1回 子宮頸がん 問診、視診及び子宮頸部の細胞診・内診 20歳以上 2年に1回 既に何か症状がある方は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
- 循環器疾患
- 加齢とともに死因別死亡率は、循環器に関連した疾患も高くなります。
循環器に関連した疾患は、生活習慣に起因することが多い為、今後も健康診断を定期的にしっかり受け、身体の状態を確認し改善すべき生活習慣を見つけ見直しましょう。
検査結果が医療機関の受診が必要とされた場合は、適切な治療を受けるようにしましょう。 - ロコモティブシンドローム(ロコモ)
- 筋力や骨の衰えにより、移動機能が低下している状態です。
放置すると将来介護が必要になるリスクが高まるほか、寝たきりになる恐れもあります。
片脚立ちやスクワットなどの適度な運動を継続することが予防のカギです
ロコモ度テスト:ロコモ度テスト | ロコモONLINE | 日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト - サルコペニア
- 加齢に伴って筋肉量が減少し、筋力が低下した状態です。
立ち上がりや歩行といった基本的な動きに影響が出て、放置すると歩行困難になります。
適切な栄養(特にたんぱく質)の摂取や筋トレなどの運動が有効です。 - フレイル
- 加齢に伴って身体機能が低下し、健康と要介護の中間にある状態です。
ロコモやサルコペニアなどの「身体的フレイル」うつ病や軽度認知症などの「精神・心理的フレイル」
社会とのつながりが薄くなるといった「社会的フレイル」の3つの要素があります。
しっかり、食べて体を動かし、社会参加することが大切です。 - 骨粗しょう症
- 加齢とともに骨の密度が低下し、骨がもろくなって骨折のリスクが高くなった状態です。
特に、女性は、閉経後に骨密度が急速に低下しやすいため、カルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動を。 - 目の病気(白内障、緑内障、加齢黄斑変性等)
- 視力や視野の低下によって転倒や事故のリスクが増加します。
特に、上記の病気は、失明のリスクもあるため、定期的な検診を受けて早期に発見することが重要です。 - 歯周病
- 高齢になるほど歯周病リスクが高まると言われています。
歯周病は、糖尿病や動脈硬化、骨粗しょう症、誤嚥性肺炎等、さまざまな病気と関係しています。
日々の歯磨きと合わせて定期的な歯科検診が大切です。
退職後も健康でいるために
- ※加入する健康保険により、利用できる保健事業の内容は異なります。詳細は各健康保険へご確認ください。
- 日ごろからの健康管理
-
ご自身で健康管理をすることも重要なポイントです。
- 「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局」を持つ
- 血圧・体重等のバイタルチェックの習慣化で自己管理強化
- 適切な生活習慣を心がける
- お住いの自治体(市区町村)での健康事業を活用して健康を維持・増進
- 定期的に健康診断を受診しましょう
- 各自治体で実施している健康診断を活用して、ご自身の身体の状態を定期的に確認しましょう。
自治体ごとに検査内容や補助などに違いがあります。詳細はお住いの自治体(市区町村)にお問合せ下さい。 - 加入する健康保険によって受けられる保健事業が異なります。
保健事業を積極的に活用しましょう! -
- 各種健康教室
- ボランティアや趣味の会に参加して仲間づくり
- からだとこころの健康相談
- スポーツ大会や各種イベント 等
お住いの自治体(市区町村)のホームページの
トップ画面から「健康」で検索
健康検索
- ※他の健康保険(被用者保険)に入られた方は、加入先の健康保険にお問合せ下さい。